SuperGT/ルマン24
レーシングドライバー

レーシングドライバー伊藤大輔オフィシャルサイト

SuperGTレースレポート

2008/11/09:第9戦 富士スピードウェイ
【雨の中、復帰戦で表彰台!】 予選11位 決勝3位

7月11日に起きたビデオ撮影中の事故により、長期療養が必要となった伊藤。
8月中には退院したものの、完治するまでの間、4戦欠場することになった。
しかし伊藤は驚異的な回復で今回の最終戦にエントリー。
事故の影響やブランクを全く感じさせない走りで、復帰戦を3位表彰台で飾った。

久々にドライバーとしてサーキットに戻ってきた伊藤。
それを迎え入れるべく万全の体制でチームも最終戦に挑む。
だが不安定な天候の中、ウェットコンディションでのパフォーマンスに精彩を欠き、予選は11番となった。

決勝も不安定な天候が続き、スタート前に降った雨の影響で、ほとんどのマシンがレインタイヤを装着してスタートを切った。
ところが路面は急速に乾きはじめ、各車ドライタイヤに交換するため続々とピットイン。
ENEOS SC430のビヨン・ビルドハイム選手もピットに入りドライタイヤに交換。
一時は13位まで順位を落としたが、ファステストラップを刻みながら猛追。
その後、早めにピットインしドライバーチェンジをするチームもあったため6位あたりまでポジションアップ。
ところが再度雨が降り始め、この時点でまだドライバーチェンジを終えていないENEOS SC430はレインタイヤに交換して伊藤がピットアウト。
雨の中をハイペースで追い上げる伊藤は4位までポジションを上げ、さらに宝山KRAFT SC430もパスして3位に。
一時は大きな差があった2位とのギャップもテールtoノーズまで持ち込み、オーバーテイクの機会を窺うがあと一歩のところでチェッカー。
今期のSUPER GT最終戦、そして伊藤にとっての復帰戦を3位で終えた。


写真

大輔インタビュー

事故でケガを負ってしまい4戦もレースを欠場することになりました。
大変多くの方々にご迷惑とご心配をおかけしましたが、皆様のサポートにより今回レースに復帰することができ、さらに今季初の表彰台を獲得することができました。
皆様には心より感謝しております。
なかなか結果を出すことができなかったシーズンではありましたが、今回のレースは来期に向けて期待の持てる内容になったと思います。
これからも全力で頑張っていきます。
一年間、応援ありがとうございました。