SuperGT/ルマン24
レーシングドライバー

レーシングドライバー伊藤大輔オフィシャルサイト

SuperGTレースレポート

2010/08/21-22:第6戦 鈴鹿サーキット
【苦戦強いられノーポイント】 予選11位 決勝11位

ランキングトップ、そしてハンデウエイト100kgで鈴鹿700kmレースと戦うことになったLexus TeamLeMans ENEOS。
マシンは重くても長丁場のレースでしぶとくポイントを獲得しようとチームはいくつかのニューアイテムを投入し戦いに挑んだ。

しかし想像以上に100kgのハンデウエイトの影響は大きくノックダウン方式の予選では惜しくもセッション1で脱落。
11番グリッドが確定となった。

気温36度と猛暑日となった決勝。
予選終了後に何台かのマシンがエンジン交換し、それに対するグリッド降格ペナルティが課せられた影響でENEOS SC430は9番グリッドからスタータを切った。

重いマシンと格闘し、ポジションキープでレースを進めるビルドハイム選手。
他車が続々とピットインする中、ENEOS SC430は31周まで引っ張って伊藤に交代。
ピットインのタイミングで順位を落とし11位を走行する伊藤だったが、ビルドハイム選手同様思うようにペースを上げられずポジションを挽回することができない。
2回目のピットインで再びビルドハイム選手に交代。
最終スティントで追い上げを計るため燃費走行を強いられるが、他車の脱落もあり9位まで浮上。
しかし、最後のピットインで伊藤に交代し、リスタートを切ろうとするがエンジンがかからない。
スターターが動かなくなるトラブルが発生しガレージでの修復に取りかかる。
懸命の作業でトラブルは解決したものの既に4周遅れ。
それでも日が落ちた暗闇の中を伊藤が最後まで走りきり11位でチェッカー。

ノーポイントでシリーズランキング首位の座を明け渡したものの、1ポイント差の2位に踏みとどまった。


写真

大輔インタビュー

非常に厳しいレースでした。
トラブルが出てしまいましたが、スタッフはよく頑張ってくれましたし、トラブルが出たタイミングが今回でラッキーだったかもしれません。
今シーズンも残り2戦となりました。
次戦はレクサスホームコースの富士。
もう一度気を引き締め直し、チーム一丸となって頑張ります。