SuperGT/ルマン24
レーシングドライバー

レーシングドライバー伊藤大輔オフィシャルサイト

SuperGTレースレポート

2011/4/30-5/1:第2戦 富士スピードウェイ
【幸先良く2位表彰台でスタート!】 予選5位 決勝2位

東日本大震災の影響で開幕戦の岡山が順延となり、実質開幕戦となった今大会。
伊藤のパートナーには、GT優勝経験のある若手成長株No.1の大嶋和也選手を迎え入れ、 LEXUS TEAM LeMans ENEOSは2011年シーズンのスタートを切った。

震災の影響でテストが中止になったことを考慮し、特別フリー走行の枠が設けられた金曜。
伊藤、大嶋、そして山田エンジニアをはじめとするチームのパッケージは良好で、初日は午前、午後の両セッションを3番手で終えた。

今回予選アタッカーを担当したのは大嶋選手。
伊藤はそれをサポートすべく初日からマシンのセットアップを詰めていく。
だが思ったより気温の下がった土曜日のコンディションでは、ソフト系のタイヤをチョイスしていたマシンが上位を独占し、ほぼ完璧なアタックを見せた大嶋選手だったが、5番グリッドにとどまった。

決勝日は朝から不安定な天候。
雨脚が強く、安全確保のためセーフティーカー先導でのスタートとなり、6周目から実質のレーススタート。
スタートを担当した大嶋選手は冷静な走りでペースの上がらない前車をパス。
その後も前車のアクシデントなどもあり2番手にポジションを上げ大嶋選手は43周を終えピットイン。
伊藤にスイッチしたがトップを捕らえるためタイヤを替えずにピットアウト。
それでもトップとの差は12〜13秒はあり、なかなか差は縮まらない。
ところが終盤雨量が多くなってきたところでペースが落ちたトップ23号車nismoGT-Rを果敢に攻める伊藤がどんどん追い詰めていく。
一時は3〜4秒差まで接近し、そのままトップを捕らえるかと思われたが、あまりに雨量が多く、スピン、コースアウトするマシンが続出したため、残り6周の時点でレースは赤旗中断。
レースはそのまま終了となり、LEXUS TEAM LeMans ENEOSは2位が確定した。


写真

大輔インタビュー

非常に難しいコンディションではありましたが、最後はトップを捕らえていただけに悔しいです。
ただコース上は本当に危険な状態だったので、中断は正しい判断だと思います。
チームのポテンシャルは高く、大嶋選手も良い仕事をしてくれました。
良い形で2011年シーズンのスタートを切ることができたと思うので、次戦以降も優勝目指して頑張ります。