SuperGT/ルマン24
レーシングドライバー

レーシングドライバー伊藤大輔オフィシャルサイト

SuperGTレースレポート

2011/06/18-19:第3戦 マレーシア
【苦戦強いられるもポイントゲット】 予選13位 決勝8位

灼熱の地、マレーシア。
前回の岡山がノーポイントだったため、今回のハンデウエイトも30kg。
昨年は64kgものハンデウエイトを積んで4位という結果を出したサーキットでもあり、期待のできるレースだ。

チームは岡山戦での課題を克服すべく、2011年仕様のSC430を最大限パフォーマンス発揮できるようマシンに手を加えマレーシアに持ち込んだ。
まず予選前のフリー走行でマシンセッティングの方向性が間違っていないことを確認。
良い流れで予選を挑み、スーパーラップ予選にコマを進めるには十分の余力があったはずだった。
しかし、なんと大嶋選手が本格的にアタックを開始する前にチェッカーが振られてしまった。
これでスーパーラップ進出の権利を失うと同時に予選13位が確定した。
いろんな要素が絡み合っての不運な結果となってしまった。

翌日、気温34度とマレーシアらしい気候の中、決勝レースがスタート。
スタートを担当した大嶋選手はスタート直後の1コーナーで1台に抜かれポジションを下げるがすぐに抜き返し、前を走るポイントリーダーの23号車nismoGT-Rを追い詰める。
だが、なかなか抜くことができず22周でピットイン。
伊藤に交代した。
良いペースで前車を追い上げていた伊藤だったが、タイヤ無交換の作戦を採った23号車が伊藤の前に立ちはだかる。
ペースの上がらない23号車に幾度となく仕掛ける伊藤だったが、バトルで一瞬失速した間を突かれ逆に1台にパスされてしまう。
このバトルで大きくタイムロスしたものの伊藤は23号車を抜き8位にポジションアップ。
その後も粘り強く追い上げた伊藤だったが結局8位でチェッカーとなった。


写真

大輔インタビュー

今回も苦しいレースでした。
ただ苦しい展開ながらもポイントゲットできたのは良かった。
今回のレースを戦って新たな方向性を見出せた部分もあり、結果以上の収穫はありました。
ランキングは8位に下がりましたが、ポイント差は少ないので次回SUGO戦で取り返します。