SuperGT/ルマン24
レーシングドライバー

レーシングドライバー伊藤大輔オフィシャルサイト

SuperGTレースレポート

2013/04/06-04/07:第1戦 岡山国際サーキット
【まさかのガス欠でストップ】予選10位 決勝15位

レクサスに移籍して以来、5年間在籍したチームルマンを離れ、トヨタ系の名門チームTOM'Sで2013年シーズンを戦うことになった伊藤。
昨年まで35号車としてエントリーしていたマシンをKeePer TOM'S SC430 37号車としてトムスがメンテナンス、運営を行うため、36号車のPETRONAS TOM'S SC430と合わせて2台体制となり、アンドレア・カルダレッリ選手と共に伊藤は37号車をドライブする。

4月6日(土)予選
全国的に大荒れの天気となり、岡山も朝から雨。
時折強風と豪雨に見舞われ、GT300クラスの予選時からコースアウト等によるセッション中断が相次いだ。
そんな中GT500クラスの予選Q1が開始。
カルダレッリ選手が好走するも10番手と、惜しくもQ2進出圏の8位に届かずQ1敗退となった。

4月7日(日)決勝
路面はドライになったものの相変わらず風は強く、気温は8〜10℃と冬を想わせる寒さの中、決勝レースがスタートした。
スタートを担当したカルダレッリ選手はアグレッシブかつクレバーな走りで1周目に2つポジションを上げ8位。
その後も早い段階で2台を抜き6位に浮上した。
しかし20周を過ぎたあたりからペースが鈍り始め、2台に抜かれ8位にドロップ。
それを見て35周目、チームは早めのピットインを決行し伊藤に交代。
順調に周回を重ねる伊藤だったが、なんと37号車に対してドライブスルーペナルティの指示。
ピット作業手順の違反があったとし、伊藤はペナルティを消化しコースに復帰するも11位まで順位を落としていた。
しかし伊藤は諦めることなくトップのマシンより速いペースで追い上げを開始。
32号車EPSON HSV、8号車ARTA HSVと2台のHSVを抜き9位。
それ以降も6番手争いをしている3台との差をぐんぐん縮めていく伊藤であったが、残り4周のところでマシンにガス欠を予告するアラームが点灯する。
伊藤は前のマシンを追うのを諦め、ペースを落とし燃費走行をしながらチェーカーを目指すことに。
しかし、その努力も実らず1周を残しマシンはストップしてしまう。
新チームLEXUS TEAM KeePer TOM'S での2013年シーズン開幕戦は15位で終えることとなった。


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大輔インタビュー

2台体制になり、メカニックも忙しい中速いマシンを仕上げてくれました。
結果的には15位でしたが、決勝でのマシンのパフォーマンスは高く、楽しんで攻めることができたし、カルダレッリ選手も頼もしい走りでした。
チームの雰囲気は非常に良く、やり甲斐を感じています。
2戦目以降がとても楽しみです。
皆さん今シーズンも応援よろしくお願いします。