SuperGT/ルマン24
レーシングドライバー

レーシングドライバー伊藤大輔オフィシャルサイト

SuperGTレースレポート

2014/07/19-20:第4戦 スポーツランドSUGO
【目まぐるしい天候変化の中、粘って2位表彰台!】予選5位 決勝2位

2014年シーズンも3戦が終わり中盤戦へ突入。
シリーズランキング2位のLEXUS TEAM KeePer TOM'Sはハンデウェイト68kgと好成績を出すには決して簡単ではない状況だが、昨年2位表彰台を得た相性の良いサーキットでシリーズ首位奪還を目指す。

7月19日(土)フリー走行
ウェットコンディションでスタートしたフリー走行は5番手とまずまずの手応え。
しかし予選前からサーキットは濃い霧に包まれ、視界不良のため予選を始めることができない。
しばらく待機するも結局霧が晴れることはなく、予選は翌日の朝に延期となった。

7月20日(日)予選 & 決勝
昨日に引き続きウェットコンディションで予選が行われた。
そこで伊藤は見事なアタックを決め5番手グリッドを獲得。
ハンデウェイトを考慮すると伊藤の叩き出したタイムはパーフェクトな走りだったと言えるだろう。

決勝がスタートする頃には雨も上がり路面も乾いた。
しかし、各車ドライタイヤでフォーメーションラップに入ったと同時に雨が降り始める。
路面コンディションが急変する中、スタートと同時にタイヤ交換へと何台かがピットへ向かうが37号車 KeePer TOM'S RC Fのアンドレア・カルダレッリ選手はドライタイヤのまま走行を続けた。
その判断が功を奏し、その後雨が止み路面が乾いたことにより2位に浮上。
カルダレッリ選手は落ち着いた走りで2位のまま38周で伊藤にバトンを渡した。
バトンを受けた伊藤も安定した走りで周回を重ねる。
しかしコースに再度雨粒が落ちてきた。
滑りやすく難しいコンディションの中、伊藤とチームはドライタイヤで走り続けることを決断。
一度コースオフする場面もあったが、最後までポジションを死守した伊藤は2位でチェッカーを受けた。
難しいコンディション、そして重いハンデをはね返し、見事2位表彰台を獲得したと同時に、シリーズポイントランキングも首位に返り咲いた。


写真

写真

大輔インタビュー

難しいレースでした。
その中で2位フィニッシュできたことは本当に嬉しいです。
シリーズを戦う上で非常に意味のある、価値ある結果だと思います。
素晴らしい判断と走りをしてくれたカルダレッリ選手、素晴らしい戦略を立ててくれたチーム、難しいコンディションでも安定したパフォーマンスを発揮してくれたブリヂストンタイヤに感謝しています。
次戦はさらにハンデが重くなりますが、この調子でまた良いレースをしたいと思います。