SuperGT/ルマン24
レーシングドライバー

レーシングドライバー伊藤大輔オフィシャルサイト

SuperGTレースレポート

2014/04/05-06:第1戦 岡山国際サーキット
【ニューマシンで劇的勝利!】予選5位 決勝1位

2014年シーズンから車輌規則が大幅に変更となり、レクサスは今年の秋に販売予定のRC Fをベースとしたマシンで参戦。
そして伊藤は昨年と同じくLEXUS TEAM KeePer TOM'Sでタイトル獲得を目指す。
各メーカー、チームが開幕戦まで時間の無い中、新規則のマシンをどこまで仕上げるか、そのマシンでどんなレース展開になるのかに注目が集まった。

4月5日(土)予選
フリー走行でまずまずの手応えを得ながらも9番手にとどまったKeePer TOM'S RC F。
だがQ1を担当した伊藤は見事なアタックで1位。難なくQ2にコマを進めた。
Q2を担当するのは昨年から伊藤のチームメイトであるアンドレア・カルダレッリ選手。
順位は落としたものの、見事なアタックで5番グリッドを獲得した。

4月6日(日)決勝
週末は全国的な寒波に覆われ、季節外れの寒さの中、2014年シリーズの開幕戦がスタート。
スタートを担当したカルダレッリ選手は上位陣で接触が相次ぐ中、冷静に切り抜け3位にポジションアップ。
途中、雨とアラレが降る難しいコンディションの中、2位のマシンをパスし、トップのマシンに急接近。
天候も落ち着きトップを奪うべくKeePer TOM'S RC Fは1位のマシンより先にピットイン。伊藤に託す。
しかしピットインの際、他クラスのマシンに引っかかる場面もあり、1位のマシンに差を広げられる結果となってしまった。
しかし伊藤はその差をみるみる詰め、数周で1位のマシンとテールtoノーズに持ち込む。
緊迫した攻防が続く中、1位のマシンが突然トラブルで少しの間スローダウン。
伊藤はそれを見逃さず、素早くかわしてトップに。
その後はトラブルから復帰した2位のマシンとの間合いを見ながら安定した走行を続けトップでチェッカー。
新規則のマシンで歴史的な勝利を飾った。


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大輔インタビュー

開幕戦、しかも新規則のマシンで最初に優勝することができて最高です。
アンドレア(カルダレッリ選手)も素晴らしい走りをしてくれました。
時間の無い中、ここまでマシンを仕上げてくれたLEXUS Racing、マシン開発担当のTRD、新サイズのタイヤに対応してくれたブリヂストン、そしてこの2ヶ月間、毎日徹夜に近い状態でマシンを組み上げてくれたTOM'Sスタッフ。
皆に感謝です。
この調子で2014年のSUPER GTを盛り上げていきたいと思います。
今シーズンも応援よろしくお願いします。